就活コラム

グループワーク・ディスカッションのコツ

2019/07/09

Column

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1.グループワークって何?

グループディスカッションでも、グループワークのコツとして紹介した①~⑤のコツが有効です。

更に、以下のコツも合わせるとより効果的です!

 

★毎日ニュースをチェックする

  • グループディスカッションでは時事問題が絡むこともよくある
  • 毎日ニュースをチェックすることで世の中の出来事や流れがしっかりと頭に入り、意見を持ちやすくなる

 

★普段から自分の意見を持つ

  • 自分の意見を普段から持ち、その意見を裏付ける理由も考える練習をしておくとディスカッションの場でも短い時間で意見を言えるようになる

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2.これがグループワークのコツだ!

就活においてのグループワークとは社会福祉援助技術の中のひとつの応用です。小さなグループを作って共同作業で課題解決に挑戦するもので大きく分けて以下の2つのパターンがあります。

①作業型

  • 指定された課題の制作を時間内に行う
  • (例)10枚のコピー用紙のみを使って15分で自立可能なタワーを立てる

②プレゼン型

  • グループディスカッションの後に、模造紙やホワイトボードなどに結論をまとめて発表する
  • (例)営業職に必要な資質を5つ挙げる

 

また、プレゼン型の中には「自社製品Aの売り上げを1年で2倍にするにはどうするか」のような、本格的なビジネスの課題解決を議論するものがあり、これを「ビジネスケース型」と区別することもあります。

尚、近年はゲーム形式(パズルやレゴを使用したり、カード等に書かれた様々なシチュエーションを疑似体験したりする)のグループワークも増えています。

 

企業がグループワークを採用選考に取り入れる理由は、共同作業にあります。
グループワークでは主に、

  • 「リーダー(グループ内の意見をまとめる)」
  • 「書記(記録をしながら議論に参加)」
  • 「タイムキーパー(時間管理をする)」
  • 「その他(積極的に意見を出して議論する)」

の4つの役割があります。
与えられた役割をしっかりと果たすことが重要ですが、グループで協力することも重要です。
企業は共同作業によって、面接だけではわからない応募者の性格や能力を見極めるのです。

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3.グループディスカッションって何?

グループワークのコツは、特別な準備が必要なものではありません。
以下にリストアップしたコツを掴んで、採用担当者にしっかりとアピールしましょう!

①役割決めは得意を活かして積極的に立候補する

  • グループワークは制限時間内だけが評価の対象ではありません。始める前から言動を見られていることを意識しましょう。
  • <リーダー>グループ全体をバランス良くまとめる力に自信がある人が適している
  • <書記>人の話を聞き、文章をまとめる力に自信がある人が適している
  • <タイムキーパー>時間配分だけでなく声掛けのタイミングも重要なので、全体を客観的、冷静に見る力に自信がある人が適している
  • <その他>積極的に自分の意見を言うことに自信がある人が適している

②積極的に参加する

  • とにかく意見をたくさん出しましょう。独自の意見をたくさん出すのが難しければ、他のメンバーの意見に便乗したり、他のメンバーの意見を広げたりしても良いです。
  • グループワークの性質上、何かを作成するので作業が発生します。積極的に意見を出すだけでなく、作成作業にも参加しましょう。

③グループ内でコミュニケーションをとる

  • ただ意見を出すだけではなく、必ずグループ内でコミュニケーションをとりましょう。
  • 仕事はコミュニケーションが重要です。しっかりとコミュニケーションがとれることをアピールできる場面でもあります。

④説得力のある意見を出す

  • 論理的な意見、裏付けや説明ができる意見をだして、説得力のある意見を出せることをアピールしましょう。

⑤マナーや気配りに気を付ける

  • ビジネスの場という意識を持って、敬語で話し合いましょう。
  • 自分の意見を「ゴリ押し」するのはNGです。
  • 他の参加者を批判したり、悪態をついたりするのはマナー違反です。
  • 自分の意見に固執して、進行を妨げてはいけません。

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4.これがグループディスカッションのコツだ!

就活におけるグループディスカッションとは、参加者を少人数のグループに分けて正解のないテーマの議論を行わせ、グループで結論を出す選考方法です。大きく分けて以下の4つのパターンがあります。

①自由討論型

  • 最も多く使われているパターン
  • 一般的なテーマについて、グループで自由に話し合っていく形式
  • (例)なぜ働くのか

②ディベート型

  • 与えられたテーマについて賛成派と反対派の2つのグループに分かれて意見を言い合う形式
  • 自分で賛成か反対か選べることもあるが、企業側がグループ分けを行う場合もある
  • (例)中小企業と大企業はどちらが良いか

③選択型

  • 複数の選択肢が与えられ、最終的に一つに絞ったり順位をつけたりするために話し合う形式
  • (例)北海道から沖縄まで行くときは、空路・海路・陸路のどれが良いか

④課題解決型

  • 与えられた問題テーマについて、解決方法を話し合いで導き出す形式
  • (例)少子高齢化を改善する方法

 

企業がグループディスカッションを採用選考に取り入れる理由も、共同作業にあります。
グループワーク同様に「リーダー」「書記」「タイムキーパー」「その他」の4つの役割があり、応募者の性格や能力を見られているのです。

 

グループワークとの大きな違いは、作成作業が無いことです。その分、意見をしっかりと出すことが重要です。

2019/07/02

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