1.インターンで自分の適職を探そう
ここ数年、就活は「売り手市場」と言われています。例えば6年前に新卒で私の勤務先に入社し昨年末退職した女性が「新卒のときの就活は、“どうぞ私を雇ってください”って感じだったけど、今は採用側から“どうぞうちで働いてください”と言われ数社から採用の連絡を貰い選びたい放題だった」と言っていました。
本当に就活をされる方にとって、今ほど良い環境はないかもしれません。その一方で新卒の「離職率の高さ」も取り沙汰されています。厚生労働省の発表によると、平成26年3月新規大卒就職者は32.3%だそうです。これは前年度よりも0.3ポイント増えています。これらの事実から、近年の学生の就職状況は売り手市場で入社がしやすいけれども、採用先の定着率が高くないと言えるでしょう。
ではこのような事態を少しでも防ぐ方法はないのでしょうか。おそらくその予防法にもなり得ると考えられるのが、インターン。例えば長期インターンならば、学生のうちから企業の業務に深く関わります。なので、就職後のミスマッチはかなり低くなると思われます。以上より可能な限りインターンを利用して、あなたにとっての「この会社で働きたい!」をぜひ見つけていただきたいと思うのです。