就活コラム

自分に合ったインターンシップで「働きたい!」を見つけよう!

2020/02/12

Column

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1.インターンで自分の適職を探そう

ここ数年、就活は「売り手市場」と言われています。例えば6年前に新卒で私の勤務先に入社し昨年末退職した女性が「新卒のときの就活は、“どうぞ私を雇ってください”って感じだったけど、今は採用側から“どうぞうちで働いてください”と言われ数社から採用の連絡を貰い選びたい放題だった」と言っていました。

本当に就活をされる方にとって、今ほど良い環境はないかもしれません。その一方で新卒の「離職率の高さ」も取り沙汰されています。厚生労働省の発表によると、平成26年3月新規大卒就職者は32.3%だそうです。これは前年度よりも0.3ポイント増えています。これらの事実から、近年の学生の就職状況は売り手市場で入社がしやすいけれども、採用先の定着率が高くないと言えるでしょう。

ではこのような事態を少しでも防ぐ方法はないのでしょうか。おそらくその予防法にもなり得ると考えられるのが、インターン。例えば長期インターンならば、学生のうちから企業の業務に深く関わります。なので、就職後のミスマッチはかなり低くなると思われます。以上より可能な限りインターンを利用して、あなたにとっての「この会社で働きたい!」をぜひ見つけていただきたいと思うのです。

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2.長期インターンは内定への最短ルート!?

もし将来進みたい道がすでに決まっていたり働きたい会社が定まっている場合、おすすめなのが長期インターン。おすすめの理由はさまざまですが、中でも一番おすすめの理由は「この会社で働きたい」という気持ちが固まりやすいこと。さらに就活を進めていくうえで一般の就活生と比べると長期インターン利用者はその企業の業務内容を理解している分、就活がかなりスムーズに進むと考えられるからです。

しかもこの長期インターン、大学1年生から参加が可能な企業もあります。余談ですが中には、既卒学生や社会人も参加可能なインターンもあります。長期インターンの一番の魅力は何といっても、インターン先の企業の社員と同じ実務に関わることができること。なので、自分の進みたい道や働きたい会社の実情を自分の目で確かめることができます。また実務に直接携わることで、社会人として必要な基本的スキルが身につきます。もちろん有給ですから、やりがいもあります。

ただ正直社員と同じような業務をするので、責任とプレッシャーは非常に大きいです。また拘束時間が長いため、長期インターンは1年生から参加が可能とはいえ、単位取得に忙しい1~2年生には両立がなかなか難しいかもしれません。

しかしやりたいことや入社希望の企業が決まっていて、そこが長期インターンを募集しているのであればぜひ参加しましょう。うまくいけば、インターンからそのまま内定を貰えることも夢ではありません!

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3.短期インターンには短期の良さがある!

もちろん短期インターンでも「この会社で働きたい!」という気持ちになれると思います。例えば短期インターンには1Dayと1Weekがあります。もし短い1Dayのインターンの参加でも、同年代の周りの熱気から「よし!私も頑張るぞ」という気持ちに強くなれると思います。その結果、さらに就活に励むようになるでしょう。

また1Weekのインターンの場合、グループワークや業務体験がメインで、説明会や職場見学なども実施されます。1Dayインターンに比べて時間的に余裕があるため、グループワークや業務体験に多く時間を割いてもらえます。しかも期間中一度は課題が出ると思いますが、それに対して社員から直接アドバイスを貰える機会もあると思います。この経験はきっと「この会社で頑張りたい」という気持ちを高めることでしょう。

1Weekのインターンは全日参加が原則なので、多忙な学生にとってスケジュール調整は大変。でもその分、本選考で優遇される可能性があります。そして何より実務体験をすることができるので、現場を知ることができるという大きなメリットが。

一方、1Dayインターンは手軽に企業を知ることができることが可能です。ただ時間があまりにも短いため、その企業を深く研究することは難しいでしょう。ただ就活に対する情熱への影響は、1Day・1Week関係なく高まるはずです。

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4.長期でも短期でもインターンは参加すべき!

短期にしろ長期にしろ、インターンにはそれぞれの良さがあります。ただご自身の学部の授業の忙しさや大学での単位の取得具合などによって、短期か長期のどちらでの参加が可能なのかを考えてください。またご自身の性格によっても、短期が向いているのか長期が向いているのかということがあると思います。

例えば慎重な性格の方や責任感の強いタイプの方ならば、長期の方がしっかりと見極めることができるので向いているかもしれません。逆に結果を早急に求めるタイプの方や判断をすぐに出すタイプの方は、短期の方が短時間で終わるので向いているのではないでしょうか。

いずれにしても、インターンに参加をすればさまざな人との出会いがあります。それらの出会いから「ここで働きたい!」という気持ちがきっと芽生えることでしょう。せっかくの機会ですからぜひインターンに参加をして、悔いの残らない就活にしてください。

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2020/02/05

「売り手市場だから」と甘く見ては危険!内定0の可能性も!