1.親に期待してはいけないこと
まず最初に、親に期待してはいけないことから調べてみました。
「親に具体的にどういう企業や業界に就職したらいいか、など聞いてはいけない」
親は確かに頼りになる存在ですが、親とは年代が20年から40年ほども離れているのです。ですから、就活の具体的なアドバイスは期待できないでしょう。たとえば、就活の時期がバブル期だった親は金融関係に就職すれば収入がいいだろうと思いがちですし、バブル崩壊後で就職に苦労した親は安定している公務員がいいと思っているでしょう。
親が現役で社会で働いているからといって、社会の動きに敏感とはいかないのです。たいていは自分の会社の動き、仕事の内容しか見ていないことが多いです。具体的なアドバイスを聞かれても、自分の経験しか知らないので、答えようがないのです。
だからといって、親の具体的なアドバイスを無視するのではなく、面接の席にいるかもしれない世代、いずれ自分の上司になるであろう世代の研究として話を聞くという姿勢が大事です。