就活コラム

就活ビジネスの未来を考えてみる

2020/04/08

Column

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1.悪徳な就活ビジネスもある

このようなトラブルに巻き込まれないために、合同企業説明会の会場付近で行われているアンケートに答えないことが大事です。

自分の住所やメールアドレス、携帯電話などの個人情報は決して教えてはいけません。

自分の個人情報は自分で守るという気持ちで、行動してください。

 

もし契約をしてしまった場合の解決策を紹介します。

まずはクーリングオフ制度による契約の解除です。

クーリングオフとは、契約後、消費者を守るために契約を解除することを一定期間認める特別な制度です。

ただし、クーリングオフできる取引は法律で定められており、就活塾は学習塾など特定商取引法の「特定継続的役務提供」ではありませんので、事務所で契約すると原則クーリングオフ制度は適用されません。

しかし、勧誘の仕方によっては「訪問販売」とみなされ、クーリングオフ制度が適用されるケースもあります。

悪徳な就活塾は、家族に相談しないように口止めをしているケースがあると聞きます。自分一人で抱え込まずに、まずは家族に相談しましょう。

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2.悪徳な就活ビジネスに巻き込まれない為にできる事

面接やエントリーシートの書き方を指導する塾なのですが、良心的な就活塾がある一方で、問題業者が多いことも事実です。勧誘の方法としては、リクルートスーツを着て街中を歩く学生や大規模な合同会社説明会会場の周辺でアンケートを持ちかけることから始まります。

アンケートの内容は就活の取り組み方などに関わるものなので気軽に答えてしまう学生もいるとのことです。

そして「就活のためになる情報をお話しますので無料の説明会に来てください」と事務所の就活セミナーに勧誘する方法を取っている塾が多いようです。

学生が「高額な授業料なので無理です」や「考えさせてください」と断ろうとした場合、その場で契約しないと担当者がしつこく長時間にわたって契約を迫るなどの報告があげられています。

就活に対して不安を感じる学生の中には、その不安を煽るような言葉をかけてくることで、きちんと判断ができない状態で契約に至ってしまう場合があるようです。

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3.「就活塾」を見極める方法

就活塾の良し悪しを見極めるにはどうしたら良いのでしょうか?その手段をご紹介します。

①インターネット上で、公開されている情報や評判を確認する。

悪徳就活塾は、行政の指導や就活生や親御さんからもクレームを恐れ、住所や電話番号などの情報を公開していない事が多々あります。まずは自分で情報を集めて自分の目で確認しましょう。

②説明会で強引な勧誘がないかを確認する。
悪徳就活塾は、強引に入会を迫ってきます。その場で入会を判断させようとしたり、申込書にサインをするまで帰れない雰囲気を作ります。きちんとした就活塾は検討中の学生に対して、丁寧に説明をしたり不安を払しょくするように、きめ細やかな相談に乗ってくれます。また、入会についても焦らすようなことはしません。

③講師の経歴や経験を確認する
悪徳就活塾は、実績や実力のある講師がいないケースがあります。本来、就活塾の講師は、人事部での採用経験がある人が行います。どのような講師が担当するのか、自分の目で講師についても事前に情報を確認すべきです。

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4.無料で大学のキャリアセンターを活用しよう

就活塾に参加するのも一つの方法ですが、金銭的な負担がかかるなど全員の学生が就活塾に行けるわけではありません。

ぜひ、無料で活用できる大学のキャリアセンターを訪れてみてください。

筆者も某大学のキャリアセンターで、以前カウンセラーとして勤務しておりましたが、一人一人の学生に寄り添う事をモットーに取り組んでおりました。

下記に、キャリアセンターが提供できることを紹介します。

①個別でのキャリア面談
就活における、悩みをキャリアセンターのカウンセラーの方が親身になって相談に乗ってくれます。どんな小さな悩みでも大丈夫です。学生の立場に立ち1対1で向かい合って相談を受け付けてくれます。予約が必要な場合もありますので、事前に確認してください。

②就職ガイダンス・就活セミナーの開催
就職活動の全体のスケジュールや具体的にどのようなことをしていくのか、また、企業研究や業界研究の仕方など就活に必要な基本的な事をレクチャーしてくれます。
模擬面接やグループディスカッションの練習なども実践的に指導を行っています。

③OB・OG情報の公開
大学によりますが、OBやOGへのコンタクトの仕方を教えてくれる場合もあります。過去に面接を受けた企業に関しての「面接報告書」などの資料も豊富にありますので閲覧が可能です。

無料で活用できるキャリアセンターを訪れないのはもったいないです。

ぜひ、自発的に足を運んでみてください。

2020/04/01

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