1.できることではなく、やりたいことから企業を選ぼう!
近頃、ブラック企業のあまりにもひどい実態がニュースになったりします。
休暇が一か月に一日もないとか、プライベートまで会社に縛られるとか。
当然、こんな企業は誰も選びたがりませんし、選ぶべきではないと感じます。
社員だって人間です。
人間としてその人の「自分らしさ」を認めてくれる環境であることは絶対、必要だと思うからです。
そしてこの「自分らしさ」は企業選びにおいて重要な一つの軸ではないか、と私は考えています。
自分らしさとはなにか。
なにをしているときに自分は自分らしいと感じるか。
「自分は週に一度、仲間とハイキングをしているときが一番自分らしいと感じる」という方や、 「買い物をたくさんしているとき、自分らしさを感じる」という方、あるいは、 「自分はばりばり人のために働けたとき、自分らしさを感じる」という方もいらっしゃるかもしれません。
それぞれに自分らしさを感じるポイントは違います。まずはそこを考えてみましょう。
そして思い浮かべたら次に、その自分らしさを実現するために必要となるものはなにか、を想像してみてください。
たとえば、先ほどの「買い物をしているとき、自分らしさを感じる」というのであれば、早い話、お金は絶対必要となりますね。
だとしたら毎月決まった額がきちんと入る、自分の出来高にあまり関係ない職種の方がもしかしたら自分らしさは実現できるかもしれません。
ボーナス払いも加味すればボーナスが手厚いところならなおグッドというところでしょうか。
あるいは、仲間と集まって週に一回はハイキング、と言う方であれば、お休みがお仲間とまったく合わないような企業はあまり望ましくありませんよね。
お仕事においてバリバリ人のために働くことで自分らしさを感じる、ということであれば、人と関わるような、誰かの役に立っていると強く感じられるような職種を選ぶことで自分らしさは感じられます。
ようはなにが言いたいかと言えば、自分の人生を豊かにできる企業はどれなのか、というのを軸に企業選びを行うことが大切ということです。
なにをもって豊かと思うかは人それぞれ。
- 給与面の安定
- 福利厚生の充実
- 仕事における適切な評価、出世のしやすさ
- 社内の人間関係、風通しの良さ
- 休暇の多さ、取りやすさ
- 残業の少なさ
などなど、多くのポイントがあります。
これらすべてを兼ね備えた企業はそうそうないかもしれません。
が、これが欠けていては自分らしさを実現できないというポイントはきっとあるはずなので、そこを軸に企業選びを進めるのも一つのやり方ではないでしょか。