1. 「どうせ一人の就活生だから、、」は通用しない
まず、ひとつ注意すべきポイントは、「学生のネットワークを甘く見てはいけない」ということです。「まあ、この学生一人落としたところで企業になんら影響はない」、そう思われる企業も多いでしょう。確かに、その学生一人が企業に直接的に与える影響力は低いかもしれません。しかし、世の中は莫大な数のネットワークで繋がっています。
例えば、大学には学校ごとにそれまでの在校生の就職活動レポートというものが残っています。どのような面接だったのか、どのような内容だったのか、雰囲気はどうだったか、人数は、どのような対策をしたのか、など企業ごとに様々な活動履歴が残っています。そして、それは在学生であれば、基本的に誰でも見ることができます。
また、現代はネット社会。大学の垣根を超えて、情報交換をすることが容易であることは言うまでもないでしょう。企業ごとのネット掲示板で、現役社員から意見を貰うことも決して難しいことではないのです。