就活コラム

SPIと一般常識の違いとは

2021/03/16

Column

01

1.SPIって何?

SPIとは、リクルートキャリアが開発した採用テストのことです。内容は大きくわけて「能力検査」と「性格検査」になっていて、よく「SPI対策!」と言われるのは、たいてい「能力検査」対策のことかと思います。この能力検査も国語能力を見る言語と、数学に関する能力をはかる非言語の二つに分類されます。問題自体はそれほど難しいものではありませんが、問題数が多く全てを解けなかったという学生さんも見らるほどです。しかし怖がる必要はありません。SPI対策本は書店にいけば山ほどでていますので、テスト形式と出題傾向に慣れるために早期から練習を重ねましょう。

また受験形式ですが、自宅等で行うwebテスティング、テストセンターでの受験、ペーパーテスト、企業内のパソコンで受験する場合の4つの種類があり、受験する企業によってその方法は異なります。

SPIは資格試験のように、例えば80%正解であれば合格!というものではなく、そのテスト結果をどのように利用するかも企業によって異なります。とはいえ、SPIの結果が悪すぎれば選考に通ることはありませんので、しっかり対策をして臨みましょう。

02

2.一般常識って何?

リクルートキャリアという特定の企業が開発し、毎年ほぼ変わらない形式と出題傾向であるSPIとは違って、一般常識を問うテストというのは、どのような問題が出題されるかは企業によって千差万別です。また出題形式も企業によって全く異なります。それゆえ、対策を立てるにしても「この本を読んでおけば大丈夫!」というものではなく、日々の積み重ねが大切になってくるものです。

一般常識テストで主に出題される範囲は、国語、数学(算数)、理科、社会、英語のいわゆる主要5教科に加え、社会・時事問題なども出題される傾向にあります。範囲も広く、これらの問題が企業ごとに異なった出題形式で出されるので一朝一夕に対策が難しいのです。もちろん、主要5教科全てが必ず出題されるとも限りません。数学と英語だけの企業があったり、一部知能テストのような問題が出題されたりと多種多様です。しかし範囲が広いからといってここで諦めてしまってはいけません。あなたに限らず他の学生さんも同じような不安を抱えています。ここで諦めると選考突破は困難になりますから、諦めることなく対策を行いましょう。

03

3.「SPI」「一般常識」の対策

SPIの対策は本もしくはインターネットにおいて、SPI問題をひたすら解いて問題になれるというのが第一です。数をこなすと慣れて回答スピードも上がってきますし、自分の得意不得意分野もわかってきます。自分の不得意な分野は重点的に学習しましょう。そうすることである程度の点数はキープできるようになるでしょう。必ず問題に慣れるまで取り組んでください。

一方、一般常識のテストは先ほども述べましたが「これをやっておけば大丈夫!」という性質のものではありません。今、あなたが2年生や3年生であるならば、全ての教科を網羅して勉強することは可能ですが、すでに就活生であるならば時間的余裕はありません。なので教科を絞りましょう。絞り方は単純ですが、過去にその企業を受けた先輩をなんとか探しだし一般常識テストの内容を聞き出しましょう。どうしても先輩が発見できない場合、合説や単独会社説明会の場で質問してみてもいいかもしれません。その質問である程度教科を絞りましょう。そしてその教科を重点的に学習しましょう。時事問題の対策は、まずはニュースを読むくせを付けてください。朝の30分でも、夜寝る前でもテレビ、新聞、インターネットを確認し最新の記事をチェックしておきましょう。とくに自分の興味のある業界の話はしっかりまとめておいた方がいいでしょう。

04

4.まとめ

就活生にとって、就職活動がとても大切な人生の分岐点であるのと同じように、企業にとっても採用活動はとても大切な企業の生命線に関わる活動です。そのため、SPIや一般常識テストなどを用いてみなさんの能力や適性をはかっているのです。特に一般常識は、一朝一夕には対策が講じにくい内容です。つまり、就活のために身に付けた能力・知識を問われているのではなく、今までみなさんが積み重ねてきた努力を問われているのです。

ちょっと今まで努力不足だったなと感じる方は、今からでも遅くはありません。すぐに行動を開始しましょう。就活の時期は限られています。この限られた時期を無駄にしないよう、自分の持てる限りの力で対応してみてください。

2021/03/10

未経験者必見!ゲーム会社インターンおすすめ6選【規模別紹介】