OB・OG訪問を上手に使えるかどうかは質問に左右されます。
企業の自社サイトや採用サイトで得られる情報を質問するのではなく、実際にその企業で働いている社員にしか聞けないことや、社会人にしか聞けないことを中心に質問しましょう。
尚、質問のベースは以下の5種類に分けられます。質問の優先順位を決め、優先度が低い質問は種類ごとに質問するとスマートでしょう。
①就活について
・何故この会社に入社しようと思ったのですか?
・就活中に他の業界や企業と迷ったり、応募したりしましたか?
・私の自己PRや志望動機にアドバイスをいただいてもよろしいですか?
・筆記試験や面接のアドバイスをいただけませんか?
・就活中にしておいた方が良いことはありますか?
②仕事について
・一日の仕事の流れはどのようになっていますか?
・仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
・どんな時に仕事のつらさを感じますか?
・仕事での失敗談をお聞かせください。
③会社について
・会社の雰囲気を教えてください。
・社員視点からの、会社の強みや弱み、特徴は何ですか?
・どんな時に「この会社で働いていて良かった」と思いますか?
④生活について
・休日や長期休暇は何をして過ごしていますか?
・会社の人と食事をしたり、飲み会に行ったりする機会は多いですか?
・仕事のストレスはどのように発散していますか?
・仕事とプライベートはどうやって両立していますか?
⑤その他
★今日の私の印象はいかがでしたか? 率直に教えてください。
・「学生時代にもっと勉強しておけば良かった」と思うことはどんな事ですか?
上記の質問例以外にも、就活中に疑問に思ったことや志望企業に入社する為の様々なアドバイス等、OB・OGにだからこそ質問できることもたくさんあります。
また、初対面の社会人から見た自分の印象を知ることも、OB・OG訪問ならではのポイントです。
しかし、何でも質問して良いわけではありません!
以下のような質問は印象が悪くなる可能性も大いにありますので避ける必要があります。
①給与や福利厚生についての突っ込んだ質問
・年収やボーナスはいくらですか?
②理由のないネガティブな質問
・同期の方は何人辞めましたか?
③相手が答えられない質問
・絶対に就活が成功する方法は何ですか?