就活コラム

プランナー向け就活体験談あり!ゲーム業界志望の人の就活準備!

2021/02/18

Column

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1.男子小学生がなりたい職種第1位!?

ゲームクリエイターやゲームプログラマーが、男子小学生がなりたい職種第1位になるほど知名度が高く、人気であるということをご存知ですか?

時代が変わるにつれて、小学生の夢も変わってきています。スマートフォンが普及し、幼少期からゲームに触れることが多くなり、小学校でプログラミング教育が取り入れられた現代、「小学生(男子)がなりたい職業」上位5位が以下の職業です(「進研ゼミ小学講座 2020年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」より)。

1位:ゲームクリエイター/プログラマー
2位:ユーチューバー
3位:サッカー選手
4位:野球選手
5位:研究者・科学者

ユーチューバーよりも上位にゲームクリエイター/プログラマーがあることに驚いた方もいるのではないでしょうか。このランキングから分かるように、ゲームクリエイターやゲームプログラマーといった職業は小学生にまで広く知られたものとなっています。

ゲーム企業の就活倍率は年々高くなっています。狭き門を通るためには無策では厳しくなるでしょう。少しでも後悔のない就活をするために必要なポイントについて、次の章から説明していきます。

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2.職種によって異なる主に必要なスキルや経験

まずは、主にどのような職種があるのか、そして、職種ごとにどのようなスキルや経験が必要とされているのかについてお話しします。

ゲーム業界の新卒採用で主に募集されている職種は、プログラマー、プランナー、デザイナーの3つの職種です。以下、それぞれの職種ごとに説明させていただきます。

【プログラマー】
プログラマーは、具体的な担当は様々ですが、文字通りプログラミング作業が主な仕事となります。企業は事前にプログラミング能力を知りたいため、1つ以上提出できる作品を作っておくと良いでしょう。

プログラマーについて、以下に簡単にまとめます。

◆プログラマーの仕事
・主な業務はゲームのプログラミング

◆インターン選考や本選考で必要とされるもの
・今まで作った作品の提出を求められることが多い

◆準備
・自分が得意な言語やツールで何か1つでも作品を作る

◆アピールポイント
・どのような努力、創意工夫をして作品を作ったかを重点的に説明する

プログラミング未経験者やプログラミング経験者だけどまともな作品を作ったことがない方でもプログラマーとして応募し、実際に入社して活躍されている方もいる企業もあります。少しでも興味がある方は、説明会などに参加して話を聞いてみることがオススメです。
中小企業では特に、UnityでのC#を用いた開発をインターンや実際の業務で行っているため、触っておいて損はありません。

【プランナー】
プランナーは、簡単に言うと「何でも屋」です。そして、他の職種に比べて特に独創性などが必要とされます。

◆プランナーの仕事
・ゲームの立ち上げ・企画
・ゲーム制作に携わる人々の進行管理
・プログラミング
・ユーザーに関するデータを分析
・ゲームの改善方法の検討

など

◆インターン選考や本選考で必要とされるもの
・チームでの制作・開発経験
・企画書(企業による)

◆準備
・2人以上で何か1つでも制作・開発する
・面白い点や改善点について考えながらゲームをする

どれだけオリジナリティを出せるかがプランナーを目指す人の勝負所です。また、プログラミング経験は必須ではないですが、経験があって損はないです。

【デザイナー】
デザイナーは、それぞれの得意なスキルを磨く、もしくは、様々なツールを触っておいて応用力をアピールするのが良いでしょう。

◆デザイナーの仕事
・キャラクターデザイン(2D・3Dなど)
・背景デザイン
・モーションデザイン

など

◆インターン選考や本選考で必要とされるもの
・ポートフォリオ
・PhotoshopやIllustratorのスキル

デザイナーの場合は、インターン選考などの際、「未経験の方でも大丈夫です」という記載があってもポートフォリオの提出が必須である場合がほとんどです。そして、PhotoshopやIllustratorのスキルが必要な場合が多く、使用できるツールが多いほど有利になります。

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3.ゲーム業界のインターン選考体験談

ここからは、私の就活体験談を少しお話しします。

私は選考があるインターンには残念ながら落ちて参加できなかったのですが、書類選考合格、面接選考で次点までいくことができた第一志望の企業の選考で良かったと思う点、悪かったと思う点をお伝えします。

<良かったと思う点>

・業界・企業・職種の徹底的な研究
・面接のような短時間の間でも学びを忘れない
・企業や好きな作品に対する想いを素直に伝えたこと
・ゲーム作りに対する明確なビジョン

<悪かったと思う点>

・圧倒的に他の学生とのスキルと経験の差があったこと 

私は学部生の途中まではゲームプログラマーを目指していました。しかし、今まで講義以外でゲーム作品を作ってこなかったこと、プログラミングスキルに自信が持てなかったこと、そして、何かを想像したり1からアイデアを考えることが好きであったため、ゲームプランナーの志望を決意しました。

プランナーを目指すといっても、私はそれまでゲーム企画書を作った経験もありませんでした。ですが、何かしなければという想いから、とりあえずインターンに応募することにしました。元々私は大学院進学を考えていたため、学部3年生の頃、インターンに2〜3社応募して受からなかったにも関わらず、それ以上就活をすることなくそのまま進学し、本格的に動き始めたのは院1年生の5月頃です。今考えれば、学部の頃からもっと積極的にインターンやセミナーに参加して、経験を積んでおけば良かったと思います。

5社以上ゲーム企業にエントリーしましたが、コロナの影響でインターンの中止や延期が多く、インターン選考が始まったのは院1年生の秋頃でした。ゲーム企業以外のインターンには11月からいくつか参加し、ゲーム企業のインターンに実際に参加したのは1月に入ってからで、インターン選考がないところでした。

「こういう風に改善したら良いのに」「このアイデア素晴らしいな」「あのアプリのフレンド機能みたいなもの、このアプリにもあったら良いのに」と普段から考えてゲームをしていたことは、インターンの書類選考や面接で役に立ったと思います。
ただ、スキルや経験のなさが他の学生と比べた時に目立ってしまったことが次点止まりになった原因であると強く感じました。
プランナーを志望している人は特に、講義以外で友人とアプリを作るなど何かグループワークをした経験が1つでもあれば強みになります。
まだ経験がないという人は、選考のないインターンでも十分良い経験が得られるため、経験値を上げる場を積極的に探し、後悔のないように努力をして下さい。

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4.まとめ

以上のポイントをまとめると、

・ゲーム業界の狭き門を突破するために、1つでも多くできることをする!
・プログラマー志望の人は、どんなツールを使っても良いので、簡単なものでもとりあえず何か作品を作る!
・プランナー志望の人は、グループワークを経験したり、ゲームを考えながらやったりすることから始めてみる!
・デザイナー志望の人は、PhotoshopやIllustratorなど様々なツールを使えれば使えるほど有利になる!

ここまで読んで、「もう就活の時期なのに何もできていない⋯」という方もまだ諦めるのは早いです!夏インターンを逃してしまった人も、冬インターンでグループワークやゲーム制作を経験できる機会はたくさんありますので、1dayインターンでもまずは参加してみることが就活の1歩になります。制作物を様々な企業の選考に使用できるというようなインターンや志望職種について詳しく聞ける説明会も多数あります。インターン選考や説明会への参加が本選考にも活きてくるため、できることから1つずつ頑張ってみましょう!

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