就活コラム

早期内定している就活生が共通して作っている就活のノートとは?

2021/08/17

Column

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1.早期内定者の就活のためのノートとは?

早期内定者にはいろいろな共通点があります。その一つが、就活のためのノートを作っていること。この就活のためのノートには“これ”という定義はありません。つまり就活生の数だけ、就活のためのノートはあります。

 

早期内定者には、そのノートの作り方にさまざま工夫を凝らしています。その工夫の説明をする前にまず、一般的に就活のためのノートと言われているものは、どのようなものなのかをご説明します。

まず就活のためのノートとは、当然ながら就活のためだけに作られたノートになります。実は私も新卒の就活のときはもちろん、第二新卒の就活やそれ以降の転職活動のときも就活のためのノートを作成していました。

 

今になって思えば、そのおかげで超氷河期と言われた時代も、数年前の求人倍率が非常に低かった時代も、就職ができたのではないかと思っています。

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2.就活のためのノートが早期内定へと導く

就活で早く内定を貰っている方は、良い意味であらゆることが「シンプル」なのだと思います。きちんと頭の中を整理したうえで行動をしているので、無駄な動きがなく早期内定者になれるのでしょう。

またそうなるために心身ともに整理をするという意味で、就活のためのノートを作っているものと考えられます。確かにここ数年、就活生にとって就活市場は「売り手市場」と言われています。

 

どれほど「売り手市場」であっても、人気の高い企業への応募は今も昔も変わらず、かなりの数になります。またどんなに「売り手市場」ということで安心しきってしまい、企業研究を怠ってむやみやたらにセミナーに参加をしても、既に参加をしたセミナーに再度足を運んでしまう可能性があります。

そのうえ、交通費もばかになりません。このような就活の無駄を省き、頭の中をスッキリさせ早期内定に導いてくれるのが就活のためのノートというわけです。ではこの就活のためのノートの内容をさらに充実させるためにはどのような工夫をすればいいのでしょうか。

 

そこで私が実際に作っていた就活のためのノートを例に挙げてご紹介します。

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3.私の就活のためのノートづくりで気を付けたこと

私も上記の通り、新卒の就活でも、転職活動でも、就活のためのノートを作成していました。そのときのノート作りでは、カバンにも入れられるようにということで、A5サイズのノートを買って作りました。

 

普通にスケジュール帳でも良かったのかもしれませんが、スケジュール帳だと書き込みが限られ使いづらいので、普通に横線の入っているA5サイズノートを就活のためのノートにしていました。

そのノートを作るときに気を付けていたことは、下記のとおりです。

 

  1. インデックスはセミナーの日にちごとに分けて付ける
  2. 1社につき2ページ(できれば見開き2ページ)で使用する
  3. ノートの余白は多く取る(後で“気づき”を書き込む可能性があるから)
  4. 最低でも「社名・その会社の業界・連絡先・担当者名・自己PR内容・筆記試験の内容・質疑応答の内容・面接の内容・面接時の反応・反省と結果」は簡単でいいので押さえるようにする
    ※これらの記入を想定して、余白は多めにとるようにしてください

 

あと予想外の質問や時事について聞かれたときは、そのA5サイズノートの最後のページから書いて、他社での面接に備えたりしました。

そのなかでも特に気になる企業に関しては、ノートの上のところにフセンを貼り、その結果が判明次第、フセンははがしました。

 

また自分の中でキーワードだと思った言葉には、蛍光マーカーを引きました。その際は、「質問事項などの言葉」はピンク、「面接時に気になった言葉」は黄色というように色分けをするようにして、他社の面接などに役立てていました。

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4.就活に大切なものは「ノート」と「余裕」

就活のためのノートをしっかり活用できれば、頭の中で整理ができる上に、以降の就活にも役に立てることができます。頭の中を整理できれば、気持ちに余裕が生まれます。気持ちに余裕ができると、周りのことを冷静に見ることができます。その結果、早期内定に結び付くというわけです。

 

早期内定ができれば、(表現が難しいですが)必ずどこかに入社はできるというこれまた気持ちに余裕が生まれ、さらにより良い企業を探すことも可能になるのです。何事もそうですが、経験を重ねれば重ねるほど上達します。

ただ就活の場合特に気をつけなければならないのが、単に経験を積むだけでは身につかないだけではなく、心身ともに疲弊してしまうこと。体の疲れは体を労われば回復しますが、心の疲れはなかなか癒すことができません。

 

私は心の疲労が体に大きな影響を与えてしまった経験があります。ですからまずは心身の疲労を防ぐために、シンプルな就活をすることを心がけましょう。

そのためにもまだ作成していない方はぜひ、就活のためのノートを作ってみませんか?

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