1.売り手市場だから大企業の内定は取りやすいのか
就活でお勧めしたいのは、企業が募集するインターンに参加することです。
インターンとは、表向きは就活がはじまる前に、あらかじめ学生に実務についての知識を深めるために企業が行なうものとされています。
しかし、実情は企業が優秀な学生を早くから囲い込むためのものだと考えていいでしょう。
実のところ、名門と言われているような大学の学生にリクルーターなどが早くから接触し、インターンに参加させる場合が非常に多いのです。
インターンの募集人員は採用の募集人員よりも少ないことも多くあります。
ですから、大企業のインターンはかなりの狭き門と考えておいたほうがいいかもしれませんね。
インターンの募集ですが、マイナビやリクナビなど就活のサイトや、企業の新卒採用のページに掲載されます。
いつでも募集できるように、こまめにチェックしておきましょう。
インターン生の選考は、書類選考が一番多いようです。
しかし、人気の集中する大企業のインターンでは、一次二次選考があり、さらに面接やグループディスカッションがある場合もあります。
事前に調べて準備を怠らないようにしましょう。
インターン参加の大きなメリットは、企業の社風や理念などを実際の仕事を通じて知れることです。
いくらサイトで評判を調べてみても、実際に仕事を通じ自分で知ることの方がずっと理解が深まりますよね。
また、ミスマッチもあらかじめ防ぐことができます。
このことは両者にとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
最近では、メリットが大きいために、インターンシップを積極的に行う企業が増えています。
また、インターンに参加することで、選考の一次選考をスキップできるなどの利点もあるようです。
インターンを受けることで企業への理解が深まり、本選考の面接でスムーズに受け答えができることもあるでしょう。
ですからチャンスがあれば、インターンには参加してみてくださいね。
インターンは長いもので1ヶ月以上のものもあり、短いもので1日といったものもあります。
日本の企業は一週間程度のところが多いようです。
1日しか行われない場合は、企業の説明会のようなものと考えていいでしょう。
どのようなインターンシップを行うのかは事前に調べておいておくことをおすすめします。