1.転職に焦りは禁物
退職後、もちろんすぐに就活を始め、前回の失敗を活かして、次は仕事内容を重視しました。
面接に行った企業の内の一つ、その職種は全くの未経験だったものの、面接の際に「将来、我が社はこういう方向で…」と説明され、その方向性が私の強みが活かせると思った内容でした。
年収は前職よりさらに下がり、管理職の時の半分以下です。実際に就職してみると、面接の際に説明された“将来の方向性”というのは単なる会社の希望であり、全く進展もなく、結果、強みが活かせないままの毎日でした。
私が甘かったのですが、私はその企業について何のリサーチもせず、面接で受けた説明をそのまま鵜呑みにしていました。
入社後、いろいろなサイトで調べると、会社の方向性は単なる『絵に描いた餅』で、その企業にそれだけの力がないことは誰が見てもわかるものでした。
その時に、
「なんで入社を決める前にきちんとリサーチしなかったんだろう。」
ととっても後悔しました。
仕事は面白くない上に、生活は最高年収の時と変わっておらず、半分以下の収入で生活できるはずがありません。そうなると「話しが違う!」毎日不満ばかりです。結局そこも2年ほどで退職しました。