1.まずはネガティブポイントから
飲食業界はブラック企業ばかり。というのは今はもう過去の話になりつつあります。社会問題にもなりましたし、体質を改善し、従業員の生活を大切に考える企業が多くなってきました。
特に歴史の長い飲食の企業など、長年続いているということは社員がきちんと定着して回っているという事ですから、ブラック企業ではない証でもありますね。
とはいえ、一般企業にくらべて、マイナスな点がないかと言えば、そうとは言えないのも事実です。
最初にネガティブポイントを述べておきますが、飲食業界は希望の休みが取りづらい事は確かです。たいていシフトは社員が後回しで、アルバイトやパートなどで従業員が十分足りている日が社員の休みになります。
ですから社員の休みの曜日が毎週決まっている、という飲食店は少ないかもしれません。
また、給与が低いという店がないとは言えない事も事実です。しかしこの点については後から述べますが、非常に求人の門戸が広いのが飲食業界なので、ポテンシャルを認めてもらえるまでの我慢とも言えます。
飲食業は残業代が出ない、というのもある程度事実です。飲食業は一日の営業時間が終了して一日の勤務が終わりとなる、というような考え方なので、社員に関しては時間換算で給与を考えるということがあまりないのが一般的です。
しかしこれに関しては今後改善されていく可能性が十分にあります。