1.企業側はインターンをどう考えているのか
「就業体験」と言いましたが、インターンとはいえ、実務は仕事です。
仕事には当然、経費や利益が発生します。
お金の関わる行動、それが会社における仕事です。仕事は完遂しなければ意味がありません。
「インターンだから」は言い訳にできないのです。
たとえば、電話応対を任されたとしましょう。
インターン中に電話を取ったとしても、電話の向こうの相手にはこちらがインターンだなんてわかりませんよね。
あくまでこの会社の社員としてふるまう必要があります。
また、インターンシップは就業体験ですが、同時に入社シミュレーションと言い換えることもできます。
面接官はインタ―ン中の就活生を「この子が入社したらどんな風に働いてくれるかな」と実際に社員になった際の姿を考えながら見ています。
それなのに「インターンだから」と責任のない行動を取っていたらどうでしょうか。
入社後も「まだその仕事やったことないから」などと言って、きちんと仕事をしてくれないのではないか、と面接官が不安になってしまう可能性がありますよね。
ですから、インターン中は「この会社の社員ならどうすべきか」を常に念頭に置いて節度ある行動をするようにしましょう。