就活コラム

就活生必見!教育業界のランキングから見る教育業界の今後とは?

2021/10/12

Column

01

1.教育業界売上高ランキング1位 ベネッセHD

平成27年~28年の教育業界売上高ランキング1位は、ベネッセHDの4,441億円でした。

この結果は、2位以降の企業を大きく突き放し、教育業界の中でベネッセHDは、圧倒的な売上高を誇っています。

 

ベネッセHDは、テレビCMやインターネット広告で企業の知名度を広め、幼児、子供向け通信教材では、子供に馴染みやすいキャラクターを取り入れ、通信教材を低価格で提供することで多くの顧客を獲得しています。

また、幼児教育が終わると、小学校、中学校、高校生と段階ごとに異なる通信教育を設定し、顧客離れをさせない戦略が随時にされています。

 

そして、ベネッセHDは、幼児英語教育や、タブレット教材を積極的に取り入れ、時代に沿った、教育の形を提供しています。

また、国内のみならず、中国、台湾にも幼児、子供通信教育を広め、語学事業や介護事業などの他の事業にも積極的に取り組んでいる企業と言えるでしょう。

 

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2.教育業界売上高ランキング2位 学研HD

平成27年~28年の教育業界売上高ランキング2位は、学研HDの959億円でした。

1位のベネッセHDと大きな差がありますが、学研HDは、教育業界の中で高い売上を記録しており、CMやインターネット広告などでその知名度を上げています。

 

学研HDは、小学生、中学生を対象としたオンライン学習を広め、顧客を獲得することに成功しています。

また、オンライン学習と学習塾を上手く連携させ、オンライン学習を受けている生徒と保護者は、月二回、学習塾に来所することができ、先生から学習の指導を受けられるようになっています。

このように、オンラインでも手厚いフォローが受けられるのは、学研HDならではの魅力と言えるでしょう。

 

また、学研HDは、子供の個性や特徴にあった教育を提供する個別指導の学習塾や、サービス付き高齢者住宅、保育園などの高齢者福祉・子育て支援事業も好調であり、売り上げに貢献しています。

かつては、学習雑誌を売り歩く家庭訪問販売事業が主流であった学研HDですが、家庭訪問販売事業から撤退し、他の事業に精力を尽くしたのが、よい結果を生み出す理由になったと言えるのかもしれません。

 

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3.教育業界売上高ランキング3位 ヒューマンHD

平成27年~28年の教育業界売上高ランキング3位は、ヒューマンHDの690億円でした。

ヒューマンHDの売上高は上位二つの企業と比べると大きく差がありますが、CMや広告などの媒体をあまり利用していないにも関わらず、教育業界で高い売上高を記録しています。

 

ヒューマンHDは、大人向け教育事業が好調であり、通学、通信、オンライン教育など幅広く大人向けの教育を提供しています。300を超える通学講座や、200を超える通信講座など、趣味、教養、語学、ビジネス、資格などの様々な分野での講座を提供しており、社会人や主婦など多くの人の興味を惹きつけています。

これらの事業は、これからも成長が期待できる事業であり、ヒューマンHDの今後にも大きな期待ができると言えるでしょう。

 

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4.教育業界のここに期待!

教育業界の売上高ランキング上位三つの企業について簡単に説明致しました。

 

ITの普及により、教育業界は、スマートフォンやタブレット、パソコンを利用したオンライン教育や教材のデジタル化が広がっており、これからも教育のIT化はますます広がりを見せていくでしょう。

また、教育のIT化は、コストパフォーマンスがよく、顧客を掴みやすいことから、価格の高い通学型の学習塾や予備校は、危機を迎えることが予想されます。

 

そして、少子高齢化により、子供の人数は減少していますが、その分一世帯当たりの子供に掛ける費用は高くなっており、教育熱心な親が増えているのが現状です。

教育のIT化や教育への関心度の高さなどから、教育業界はこれからも大きく成長することが期待されています。

 

そして、教育業界で今後も活躍し続けられる企業とは、時代の流れと共に、教育の形、事業の形を柔軟に変化することができ、さまざまなことに挑戦し続けていける企業と言えるでしょう。

教育業界は、企業合併や吸収も多く進んでおり、生き残ることができる企業かどうかをしっかりと見極めていく必要があります。

 

就活生の皆さんや大学生の皆さんは、企業の将来性を自分自身の目でしっかりと確かめ、入社後に後悔することがないよう、志望する企業を決めていきましょう。

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