就活コラム

面接で聞かれる“3大質問”簡単回答例【過去編:自己分析】

2020/07/15

Column

01

01.【過去】大学時代

こちらもリーダーシップと同様、2つのことを見ています。

1つ目はどれだけストレス耐性、忍耐力があるのか?を見ているのです。

挫折経験がない学生さんはいざ社会に入ると多くの壁や困難の中で、どれだけプレッシャーの多い社会の中でやれるのか。先行きが見えないまたは理不尽なことも多い社会で、うまくやっていけるかを見ています。

2つ目はその壁を乗り越える強さや創意工夫を見ています。挑戦すればするほど挫折は多いものです。その中で大切なことはどのように乗り越えることができたのか?挫折を挫折としてそのままにしておくのではなく、その困難や壁を乗り越える努力や姿勢をしっかりと伝えることが大切です。

 

※前回の記事をご覧になられていない方は、3月6日の「これでばっちり!就活の質が上がる自己分析の仕方」もご覧ください。幼少期~高校時代のことも記載しています。

 

02

02.その1「学生時代に頑張ったことは何ですか?」

そもそもリーダーシップとは、ある目標を設定し、人々を鼓舞し、その目標を達成する行為であることを整理しましょう。なぜこれほどまで企業はリーダーシップ経験を聞くのでしょうか?

 

理由は2つです。1つ目は入社してからアルバイトや海外スタッフなどのすぐ上の立場になること、または2年目になれば後輩や部下を巻き込み、仕事をしていくからその力が必要なのです。2つ目は自身の主体性を見ています。入社してからどれだけ自分で考え、行動し、自立心を持って仕事できるかは会社側にとっては非常に重要視していることです。

つまり誰かに影響を与えるだけではなく、自分に対してリーダーシップ(自立、自走)を取れるかどうかも見ています。

 

あと、よくある質問として下記のような質問があります。
「特に大きなリーダーシップを経験をしたことがないのですが、どうすればいいでしょうか?」

 

結論、誰もがほとんど一度経験しているはずです。よく誤解するのがリーダーや部長などの役割を担ったことがない=リーダーシップがないと思い込むケース。リーダー、部長などはあくまで役割です。リーダーシップは別に役割がなくても、人を巻き込んだり、自分を奮い立たせて主体性を持って動いてきたかどうかを見ています。

 

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03.その2「リーダーシップをとった経験はありますか?」

学生時代頑張ったことについては内容は何でも良いのです。大切なことはどれだけその経験を熱く、自分の言葉で魂を込めて伝えられるかどうかです。よくある相談として他の学生と比べて経験が少ない、みんなと同じような経験しかしていないと自分を過小評価するケースがあります。

 

サークルであろうが、ゼミであろうが、アルバイトであろうが、学生団体であろうが、自分のやってきたことにどれだけ自信を持ってプレゼンができるか?その根っこにある軸などを見ています。周囲の経験や体験に惑わされることなく、自分の経験や体験を包み隠さず、また素直に伝えることが大切です。

 

それでも全く頑張ったことが語れないのであれば、語れる経験を一つでも作ってから就職活動にまた臨めば良いと思います。ちなみにこちらは高校時代の内容でも良いので、大学時代に際立ったエピソードがない人は過去の経験から引き出すようにしましょう。

 

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04.その3「もっとも挫折したことは?それをどう乗り越えてきましたか?」

・この時期にもっとも影響を受けた人は誰ですか?
・もしくは影響を受けた経験は何ですか?
・あなたの中で、一番記憶に残っているエピソードは何ですか?
・周囲にはどんな友達がいましたか?どんな遊びや学習をしていましたか?
・どんな大学に通い、どんな先生たちに囲まれていましたか?
・4年間での変化やターニングポイントはありましたか?
・もっとも嬉しかった経験は何ですか?
・もっとも悲しかった経験は何ですか?
・なぜその大学を選びましたか?

2020/07/08

これでばっちり!就活の質が上がる自己分析の仕方